個人的な備忘録。

多分、お笑いとかの話を書きます。

2015年のお笑いライブまとめ。

 

 

どうも。さっきの今の更新ですが、今回は一昨々年のライブ事情についてです。

 

2015年に自分がお笑いライブのチケット代にいくら使ったのかをまとめてみました。

 

どーん。

 

【表1】

 

  公演名 日付 料金
1 かもめんたる第16回単独ライブ「抜旗根生~ある兄弟の物語~」 1/17 3,000
2 芸人さん企画さん 2/7 2,000
3 ラバーガールsolo live+「GIRL」 2/10 3,800
4 GAG少年楽団presents 「GAGCONTE寄席」 2/14 1,500
5 巨匠 2015春「まだ見ぬ息子達へ」 2/20 2,800
6 すいているのに相席3 2/21 2,800
7 さらば青春の光 単独公演「野良野良野良野良」 2/22 2,500
8 エレ片コントライブ ~コントの人9~ 3/1 5,200
9 すいているのに相席3.21 3/21 2,800
10 下北沢大興行 東京03寄席 4/18 3,240
11 THE GEESE 第9回単独ライブ「ロイヤルストレートフラッシュバック」 4/30 3,200
12 ダブルブッキング単独ライブ2015「温野菜」 5/2 2,000
13 LOVE LETTERZ MADE8「COSMO」 5/12 3,000
14 さらば青春の光単独公演「ノリ」 5/31 3,000
15 円山スクランブルエッグス 第一回公演「円山町再開発」 6/19 1,700
16 シティボーイズ ファイナル part.1「燃えるゴミ」 6/20 8,000
18 バカリズムライブ「?!」 6/25 5,000
19 うしろシティ第6回単独ライブ「すごいじゃん」 6/27 2,800
20 ツィンテル 第6回単独ライブ「ぼくらのバックグラウンドミュージック」 7/18 2,800
21 ニューヨーク単独ライブ「PERFECT SUMMER」 7/26 2,500
22 面白すぎてお客さんが死ぬ可能性があるので、事務所に止められてたネタを4本ずつやるライブ 7/28 2,000
23 磁石ライブ「ZONE」 8/2 3,800
24 GAG少年楽団単独ライブ「熱」 8/2 1,500
25 さらば青春の光単独ライブ「ほんまごっそり」 8/10 2,000
26 ラバーガールリクエストアワー2015 8/12 2,500
27 第8回しずる単独ライブ「吉祥寺マチェーテ 8/14 4,000
28 銀シャリ10周年記念ライブ「10周年もギンギラ銀にシャリげなく」 8/23 2,300
29 カレーフェス×ユーモア軍団オーディション~キングオブコメディ高橋編~ 10/10 2,200
30 夜ふかしの会「a man lingers in blue midnight」 11/15 3,500
31 THE GEESE 第10回単独ライブ「正しいピクニックのやり方」 12/5 3,500
32 さらば青春の光単独「ノリノリツアー」東京公演 12/27 4,000

 

チケット代の合計金額は94,940円でした。2016年は24本、2017年は18本だったので、さかのぼればさかのぼるほどライブ本数が増えていくのかな。つまりは、どんどんライブから足が遠のいているということでもありますが。

 

「面白すぎてお客さんが死ぬ可能性があるので、事務所に止められてたネタを4本ずつやるライブ」のライブタイトルのクセの強さが好きです。

 

巨匠・ツィンテルと解散した芸人の単独ライブを見ていますが、これがどっちも面白かったんだよなー。だからすごく残念でした。ツィンテルなんか、どっちもネタ書けて、それがちゃんと面白かったのに。この年の年末は本当にしんどかったです。解散のニュースばかりだった、忘れもしない2015年。

 

 

 

 

次は、チケット代上位ライブのランキングです。

 

【表2】

 

1 シティボーイズ ファイナル part.1「燃えるゴミ」 8,000
2 エレ片コントライブ ~コントの人9~ 5,200
3 バカリズムライブ「?!」 5,000
4 第8回しずる単独ライブ「吉祥寺マチェーテ 4,000
4 さらば青春の光単独「ノリノリツアー」東京公演 4,000

 

 今度こそ、シティボーイズは演劇なのではないかと思いましたが、前の記事で入れてしまったのでそのまま入れました。ゴミが降ってくる演出に驚いたのをよく覚えている。

 

次の表にも書いてありますが、4位のしずるは吉祥寺シアター、さらばは草月ホールなので、チケット代というのは劇場代に左右されるんでしょうね。わざわざ書くほどのことでもないけど。吉祥寺シアターを他の芸人が使ってるのを見たことがありませんが、あそこはいい劇場ですよね。駅から少し歩くけど、劇場の外にはベンチあるし、劇場内の内装が黒色で統一されててオシャレだし。それぞれの単独ライブで覚えていることといえば、しずるはエンディングに「炎のたからもの」を流す演出が激熱だったことと、さらばは幕間映像で金色に塗った東口さん(現・東ブクロさん)のバイクの撮影会があったことくらいかな。もし記憶違いでしたらすみません。

 

 

 

 

 

そして3つ目の表がこちら。

 

【表3】

目当て 会場 最寄駅 キャパ
かもめんたる 新宿シアターモリエール 新宿 186
芸人さんたち 新宿バティオス 新宿 100
ラバーガール 恵比寿 エコー劇場 恵比寿 130
GAG少年楽団 新宿シアターモリエール 新宿 186
巨匠 ザムザ阿佐谷 阿佐ヶ谷 125
すいているのに相席 新宿シアターモリエール 新宿 186
さらば青春の光 新宿シアター・ミラク 新宿 100
エレ片 草月ホール 青山一丁目 530
すいているのに相席 ルミネtheよしもと 新宿 458
東京03 北沢タウンホール 下北沢 294
ザ・ギース SPACE 雑遊 新宿三丁目 100
ダブルブッキング ユーロライブ 渋谷 178
ラブレターズ 萬劇場 大塚 130
さらば青春の光 キンケロシアター 中目黒 133
円山スクランブルエッグス ユーロライブ 渋谷 178
シティボーイズ 東京グローブ座 新大久保 703
バカリズム 草月ホール 青山一丁目 530
うしろシティ シアターサンモール 新宿三丁目 294
ツィンテル 劇場MOMO 中野 90
ニューヨーク ルミネtheよしもと 新宿 458
人力舎の若手芸人 関交協ハーモニックホール 新宿 148
磁石 新宿明治安田生命ホール 新宿 342
GAG少年楽団 新宿文化センター 小ホール 新宿三丁目 210
さらば青春の光 新宿シアター・ミラク 新宿 100
ラバーガール 座・高円寺2 高円寺 298
しずる 吉祥寺シアター 吉祥寺 239
銀シャリ ルミネtheよしもと 新宿 458
ユーモア軍団 北沢タウンホール 下北沢 294
夜ふかしの会 新宿シアターモリエール 新宿 186
ザ・ギース 小劇場B1 下北沢 135
さらば青春の光 草月ホール 青山一丁目 530

 

この年は約半分が新宿界隈の劇場なのが不思議。

 

北沢タウンホールとシアターサンモールのキャパは一緒なんですね。今気付いた。

 

一番キャパシティの少ないツィンテル単独の劇場MOMO、逆にあそこに90も入ってたのか、と思いました。あんまり行ったことはないけど、小劇場だからかとても見やすかった。

 

「芸人さん企画さん」の芸人さんたちは、三四郎さらば青春の光ウエストランドラブレターズだったかな。企画だけのライブでした。とびっこの操作に慣れていた溜口さんを覚えている。後、画像を出して次々ツッコむ企画が上手くいってなかったなー。

 

「面白すぎてお客さんが死ぬ可能性があるので、事務所に止められてたネタを4本ずつやるライブ」の人力舎の若手芸人は、S×L、ドリーマーズ、ザンゼンジ、巨匠。ただし、全組解散してます!えー!S×Lだけは、リニアに改名して再結成して現在も活動しています。ザンゼンジのコント中、音響トラブルが発生してネタの雰囲気がぶち壊されていたのが印象的でした。

 

ユーモア軍団オーディションはすごく良いライブでしたね。色んな意味で忘れられない。あれが彼を見た最後のライブだった。

 

そういえば、この年の銀シャリ単独ライブでお披露目されていた気がする新衣装の銀色のスーツ、あれ以来どこでも見てないんだけど・・・。

 

 

 

 

頑張って思い出そうとしたら、まぁまぁ記憶が蘇ってきました。

 

振り返るのは面白いですね。もしこのブログに辿り着いた稀有な方がいらしたら、楽しいのでやってみてください。この年に、前の携帯電話からスマートフォンに変えたのもあって、2014年以前の記録がきちんと残っていないのが残念ですが・・・。

 

 

それでは。

 

 

 

キングオブコントが嫌いになりました。

 

 

どうも。M-1グランプリシーズンまっただ中ですが、今回はキングオブコントについて思うことを書きます。

 

残念ながら筆者は、2016年以降の決勝の放送を見ていません。ただ、予選に足を運んでいるので(前の記事で省いてしまったので、どの、とは言いませんが)ほとんどのネタは知っていると思います。とりあえず、見てないのに文句言ってんじゃねえよ!と思われる方は読まない方が良いです。

 

この記事を書くに至った経緯は、このブログを始めたからです。タイミングが遅いのは、最近ブログを始めたからです・・・。

 

 

はい、というわけで、ここからは根拠や考証のない個人的思想からくる罵詈雑言が飛び交いますので、汚いものを見たくない人はブラウザバック推奨です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・2014年以降、決勝大会のシステムが改悪され続けている(2008年大会は除く)

 

まず、これは声を大にして言いたいことです。2014年にテコ入れとして導入された、一騎打ち方式・ファイナリストの半数しか2本ネタをできない、というシステムはひどいもんでした。どちらかにしか投票できない二者択一の審査方法は、審査をする芸人側からすると、点数制と比べてやりにくいものになっていて。7人からしか投票してもらえなかったラブレターズは、その7人を特定して感謝を述べたとか述べなかったとか(ソースはなし)。まぁ、翌年から更に大会としての根幹を揺るがす改悪が始まるんですけどね。

そう、2015年からの、ダウンタウン松本人志さん、さまぁ~ず、バナナマンによる審査になってから、いいことなんて一つもありませんでした!残念!少なくとも、真剣にキングオブコントのチャンピオンを獲りに行こうとしていた人たちにとっては、だけど。個人的には、優勝した芸人さんたちには当然「おめでとう」の気持ちを持っていますし、今更過去の結果を覆せるとは思いません。でも、それまでのキングオブコントという大会がコンセプトとしていた『優勝者となる芸人を決めるのは、芸人自身』という素晴らしいルールが無くなってしまったことは明白でしょう(うろおぼえでしたが、きちんとウィキペディアに載っていました)。

コロコロチキチキペッパーズの優勝に文句があるとか、そういうことではなく、根本的な問題として、現場のスタジオでコントを見て笑ってくれていた、審査員兼観客である約100人の準決勝敗退芸人がいなくなってしまったのが本当にきつすぎる。芸人は芸人だから当たり前に、察しが良い。ここがボケ、フリ、オチなのだ、ということをきちんとわかった上で、そのおかしみに対して声を上げて笑うことができる。ところが、現在のなんかただ若いだけの女性たちはいったい何なんだ。些細なボケは当然のこと、オチへのフリやバラシていく展開、コントの中のあらゆる仕掛けに気付かない。なんなんだあいつら。変顔してたら笑うのか?ってくらい、わかりやすい笑いばかりがウケるようになった。しかも、そのウケを審査員たちは指標として使ってしまっている。採点するときに、そのお笑いの感度悪すぎな女どもの笑いの量で、コントの良し悪しを考えるのだ。なんだそれ、悪循環だ、デフレスパイラルだ、私は誠に遺憾に思う。審査員コメントのときに、背後に美人が映ることしかメリットがないよ。そしてここで重要なのが、100人の彼らが審査員も兼ねていたということ。審査員は5人のままで、観客として敗退芸人を入れてもそれは違うと思う。彼らには審査という役割があった。決勝へ行った、いわば自分達を負かした相手の命運を1パーセントとはいえ握っているということだ。それが、ある程度の厳しい目線を持たせてもいた。ウケるときはウケるけど、このくだりビミョーだな、というときにはシビアにすべっていることがちゃんとあった。視聴率にはつながらなかったかもしれないけど、とても理にかなった、大会コンセプトに沿った審査方法だったと今でも思う。

審査員の5人もそうだ。5人中2人と2人が同じコンビ、5人中4人が関東の芸人でホリプロ系列の事務所に所属している、しかも5人中2人はネタを作っていない・・・!?もしかして担当者、パジェロで刺さったコンビをテキトーにブッキングしたの?何も考えていないどころの騒ぎじゃなくないか?だいたいコンビって同じ方向を見て20年以上やってるんだから、お笑いの好みって似てくるもんじゃないのか?その好みによって点数をつけてるなら、もう5人ではなく3組で審査してるようなものなのではないかと思うんですけど・・・。つまりだな、そのうちの1組に嫌われたら、1組なのに2人分のマイナスが出るということなんですよ。評価されないときのダメージがでかい。何せ、同じ価値観のくせに点数は2倍なんだから。なんでやねん。ここさえ改善してくれたら、たとえレジェンド審査(笑)でもまぁ見られなくはないかもしれない。現状、好かれなかったときの点数が低すぎるのは、この5人という少数審査においてダメダメすぎる。本当にダメ。

審査員に関してもう一つ言うと、4分、5分で作るコントの難しさをわかってないんじゃないかとも思う。コントは漫才とは違う。同じ賞レースでも、M-1THE MANZAIのボケ数勝負とは一線を画している。2008年大会で決勝に行っているバナナマンならわかるだろう、この時間の難しさを。設定を提示し、ボケて、オチをつける。この物語を4分や5分という短さでやってるなんて、本当にすごいことだよ。それなのに、笑いが少ないやら笑いどころをもっとはやくとか、審査員ども何言ってんの?寝言?って感じです。構成とか、展開とか、ワードセンスとか、芝居とか、そういうところ見てた?単純な笑いの大きさや量だけで戦う大会じゃなかったはずなんですよ、キングオブコントという大会は。この惨状はなんだ。

そんで、2018年の話になるけど、3組しか2本ネタやれないってなんで?掃き溜めのようなあの事前番組いらなくない?あれなかったら全組2本できたりしないわけ?不思議なのが、2017年から準決勝の進出芸人が前年までの半分程度になり、2本のネタを2日に分けて審査されるようになったということ。100人の芸人審査じゃなくなったから、と言われればまぁわからんでもないが、2本を見て総合的にファイナリストを判断しておいて、決勝ではその10組のうちの3組しか2本できないって・・・。せめて半分は見せてくれよ。あんまりじゃないか。2本ないと決勝に勝ち上がれないのに、1本だだすべって印象にも残らず消える芸人がかわいそうだ。

 

 

 

 

・審査員のやる気がない

 

次、いやまぁ、実際やる気ないことはないんだろうけどさ。ダウンタウン・松ちゃんはテレビ、バナナマンはラジオ、さまぁ~ず・三村さんがツイッターなどで、キングオブコントに対して熱いこと語ってたりしますけど、実際の審査があんな感じなら、本当にやる気がないんじゃないかとしか思えない。自分が何を面白いと思ってるのか、そのコントの何を評価したのか、これをまともに説明できてたのって設楽さんくらいじゃないか。正直、否定の言葉なんて、別にお笑いの玄人でなくともいくらでも言えると思うんですよね。だけど、ここが面白い!面白かった!と採点の理由をきちんと論理的に筋立てて述べられるのって、ある程度お笑いを見ている人じゃないと難しい。そう、好き嫌いによって評価がわかれるお笑いというジャンルの審査をするのは、とても難しいこと。それはM-1が始まった当初から自明であるはずなのに、その仕事を引き受けた人がコントを見終わった後、「難しいね・・・」と言って逃げているところなんて視聴者は見たくない。100人審査のときは人数がいたからまだ良かったけど、5人となった今、一人一人の責任は重い。もう少し慎重かつ大胆に点数をつけられないのか。保身か?生放送で変なこと言いたくないから、コントの内容と関係あるような雰囲気の、全く関係ない的外れでどうでもいいことをしゃべって場を繋いでいるのか?あんな審査なら誰でもできる。ボタン押すだけでいいなら、日本の文化に一切馴染みのない外国人の方でもできると思いますよ。

それと、ネタを作っていないあの人に関しては、お笑いに興味ないんじゃないかなって思うようなコメントしかしてない。即刻クビにすべき。キングオブコントは日本一面白いコント職人を決める大会であって、キラーフレーズのあるバラエティータレントや誰も傷つけない優しい笑いを決める大会ではない。あの野郎、賞レースに挑む、売れていない若手の気持ちなんて、微塵もわかってないと思う。その4分、5分で人生を変えたい、そんな強すぎるほどの思いを抱えて、1年間コントを作ってきた芸人の気持ちなんて、考えたことあるのか?お前にとっては「面白いコントを見て審査できる特番」かもしれないが、この番組のためにコンビを結成したり、この番組をきっかけに芸人を辞める人たちだっている。小耳に挟んだだけだが、今年のキングオブコント2018の敗退を最後に解散を選ぶコンビだってもちろんいるわけだ。この放送が終わった後、おまえらみたいに毎日のようにレギュラー番組があって、毎年海外旅行に行けるほど裕福な暮らしに戻れるわけじゃないんだよ。その審査をするお前は、自覚がないだけで多くの他人の人生しょってんだよ。それくらいの思いが肩に乗ってること、もっとちゃんと考えてほしい。三村さん、酔ってツイートする暇があるなら、若手芸人のコントのDVDでも見てお笑いの勉強してくださいね。

 

 

 

 

・準決勝までと決勝の熱量の違い

 

これは多分色んなところで言われていることでしょうね。2014年までの芸人審査では、準決勝までのお客さんと決勝の観覧(=約100人の芸人)は、コントを見慣れている・察しが良いという点で、ほとんど一緒でした。しかし、審査員5人の審査になった2015年からは、準決勝の空気感と決勝のそれが、全く異なるものになってしまったんですね。2014年以前は、準決勝・決勝ともに、ファイナリストにとってはホームだったのが、2015年以降、準決勝はホームなのに、決勝はアウェーという正反対の場所になってしまった。予選を見に来る観客というのは、お金を払って、ときにはチケット争奪戦を勝ち抜いてまでして、コントを見に行っているわけで、それほどまでにお笑いへの関心や熱量は高い。その中で笑いを取るには、ただボケの数が多いコントというだけではダメです。設定が練られているとか、キャラが作り込まれている、緩急の付け方が上手いみたいな、そういう玄人向けのネタでなければ、予選でいいところまで行くのは難しいでしょう。ただしこれは、準決勝までに限っての話。2015年以降の決勝のスタジオには、上でも述べたようにお笑い感度不良の女性陣と、その人たちのウケの量をあてにしてしまう5人ぽっちの審査員しかいなくなった。こんな、真逆と言ってもいいほどの場所で、同じコントをやって、どちらでもウケなきゃいけない・・・。いやいやどう考えても無理だろ!絶対無理!マジで悲惨なこの無理ゲーに辛くも勝利してきたのが、2015年以降のチャンピオンなんですね。でも、2014年以前とは全く違う大会です、やっぱり。キングオブコントと名乗らないでほしいな。キングオブアウェーコントとかどう?

 

 

 

 

・ファイナリストシークレット???????

 

これが2018年で一番意味が分からない施策だった。次が、消費税増税にともなうテイクアウトの軽減税率。だからこれは相当な謎案件。いやマジで、これで得した人って一人もいなくない?準決勝敗退芸人も秘密を守らなければいけない、ファイナリストも当然それに準じるわけで。本当は、キングオブコントの決勝に残ったということは賞賛されるべきことなんですよ。そして、発表から決勝大会当日の審査まではファイナリスト全組が“負けた人”ではなく“勝った人”としていられるはず。本来ならば、2~3週間は色んな人から褒められて、励まされて、仕事のオファーが入る時期。それが全部なくなった。

なくなったら、ファイナリストを当てるキャンペーンが始まった。しかも、的中者には抽選で1名様にサイン入りTシャツをプレゼント・・・。スポンサーがいなかった年ならまだしも、賞品しょぼすぎませんかね?予選の観客が払ったチケット代も全部劇場代に消えたの?どういうこと?ENGEIグランドスラムですら、出演芸人ごとにサイン入りTシャツを視聴者プレゼントしていたというのに・・・。挙句の果てにはシルエットを公開して、誰でも応募できるキャンペーンに成り下がっていました。お笑いファンなめすぎててウケる。

ちょっと関係ないけど、TBSが運用しているであろうキングオブコントの公式ツイッター、あれ全然なってないですね。コンビ名間違えまくるわ、個人のツイートをリツイートやいいねするわ・・・。所詮は番組なのかもしれないけど、一応賞レースの体を取ってるんだから、もう少し公平性を保ったりすれば?後、予選の期間は全くツイートせず、チケットの発売をお知らせすることすらないのに、準決勝あたりから唐突にテンション高めに動かす感じ、すげえいやだ。

 

 

 

 

 

 

これで終わりです。

文句だらけか。でも、以前と比べると本当にひどい大会になってしまったと思う。だから、今年でこの大会を卒業した、さらば青春の光なんかは見る目あるなと思っている次第です。

 

 

 

ここまで読んでくれた人がもしいたら、ありがとうございます。ありがたついでにカミングアウトすると、筆者、実はちゃんと全大会見ました。それだけ。

 

 

願わくば、誰にも読まれませんように。

 

2016年のお笑いライブまとめ。

 

 

どうも。今回は、一昨年の自分のライブ事情についてです。

 

2016年に自分がお笑いライブのチケット代にいくら使ったのかをまとめてみました。

 

どーん。

 

【表1】

 

  公演名 日付 料金
1 GAG少年楽団 単独ライブ「ストレート」 1/23 1,500
2 LOVE LETTERZ MADE9「TWILIGHT ZONE」 1/24 3,000
3 すいているのに相席3.5 1/29 3,000
4 わらふぢなるお第3回単独ライブ「ばりねたやるお」 2/6 2,000
5 エレ片コントライブ ~コントの人10~ 2/19 5,200
6 うしろシティの好きなコント選んでもらいましたライブ 2/21 2,500
7 かもめんたる第17回単独ライブ「なのに、ハードボイルド」 2/27 3,300
8 第17回東京03単独公演「時間に解決させないで」 2/28 6,480
9 円山スクランブルエッグス 第二回公演「円山町再起動」 3/22 2,800
10 磁石傑作選ライブ「BEST ALBUM」 4/30 3,800
11 すいているのに相席4 5/4 3,000
12 さらば青春の光単独「ノリノリノリ」 5/8 3,500
13 GAG少年楽団「ストレート2」 5/22 1,500
14 うしろシティ第7回単独ライブ「すばらしく眠い」 6/11 3,000
15 バカリズムライブ「類」 6/25 5,000
16 THE GEESE 第11回単独ライブ「トロピカリア」 7/2 3,500
17 トップリード第5回単独ライブ「V」 7/3 3,000
18 わらふぢなるお第4回単独ライブ「ごりねたするお」 8/6 2,000
19 しずる第9回単独ライブ「Be born baby」 8/7 4,000
20 さらば青春の光単独「まっさらスペシャル」 8/14 2,500
21 銀シャリ単独ライブ「逆襲のシャリ」 8/16 2,500
22 エレキコミック第26回発表会「金星!!」 10/9 4,600
23 夜ふかしの会単独ライブ「PRISM!」 11/20 3,500
24 ラバーガール企画ライブ「第9回新ネタ会議」 12/14 2,500

 

2017年よりもライブ本数も多く、チケット代の合計は77,680円

 

24本あって9月が1本もないのが不思議ですね。2017年もなかった。キングオブコントの決勝の日程が8月にならないと発表されないから、コントをやる芸人さんは単独ライブを入れづらいんですかね。

 

そんなキングオブコント対策ライブ「まっさらスペシャル」(さらば青春の光)がめちゃくちゃ面白かったのを今でもよく覚えています。ただし結果は残念ながら2回戦敗退。

 

 

次は、チケット代上位ライブのランキングです。

 

【表2】

 

1 第17回東京03単独公演「時間に解決させないで」 6,480
2 エレ片コントライブ ~コントの人10~ 5,200
3 バカリズムライブ「類」 5,000
4 エレキコミック第26回発表会「金星!!」 4,600
5 しずる第9回単独ライブ「Be born baby」 4,000

 

この年も第1位は東京03でした。2017年と比較して考えると、これはKAATの会場代が草月ホールよりも高いってことですかね。というか、遠いからもうあそこ使うのやめてほしい。それに、あんな広いところで居酒屋が舞台の小競り合いコント見ても・・・。帰りのことも考えると、ライブ会場は東京23区内がいいです。

 

第2位はエレ片の記念すべき10回目のコントの人。お笑いをやってるラーメンズ片桐仁を見られるのはもうあの場だけですからね。エレキコミックには感謝しかない。

 

 

 

そして3つ目の表がこちら。

 

【表3】

 

  目当て 会場 最寄駅 キャパ
1 GAG少年楽団 シアターブラッツ 新宿御苑前 140
2 ラブレターズ 萬劇場 大塚 130
3 すいているのに相席 ルミネtheよしもと 新宿 458
4 わらふぢなるお しもきた空間リバティ 下北沢 85
5 エレ片 草月ホール 青山一丁目 530
6 うしろシティ 全電通ホール 御茶ノ水 464
7 かもめんたる 新宿シアターモリエール 新宿 186
8 東京03 KAAT神奈川芸術劇場 日本大通り 1,262
9 円山スクランブルエッグス ユーロライブ 渋谷 178
10 磁石 新宿明治安田生命ホール 新宿 342
11 すいているのに相席 座・高円寺2 高円寺 298
12 さらば青春の光 キンケロシアター 中目黒 133
13 GAG少年楽団 ヨシモト∞ホール 渋谷 218
14 うしろシティ シアターサンモール 新宿三丁目 294
15 バカリズム 草月ホール 青山一丁目 530
16 ザ・ギース 上野ストアハウス 上野 130
17 トップリード 新宿シアターモリエール 新宿 186
18 わらふぢなるお 新宿バティオス 新宿 100
19 しずる ザムザ阿佐谷 阿佐ヶ谷 125
20 さらば青春の光 しもきた空間リバティ 下北沢 85
21 銀シャリ ルミネtheよしもと 新宿 458
22 エレキコミック 本多劇場 下北沢 386
23 夜ふかしの会 新宿シアターモリエール 新宿 186
24 ラバーガール 下北沢駅前劇場 下北沢 180

  

一番キャパシティの少ないしもきた空間リバティは、こぢんまりとしているけどどこからでも見やすいから好きな劇場です。100人以上入れてる公演もあったと思うんですが、消防法の関係か、正式なキャパは二桁らしいです。

 

しかし、やはり新宿エリアが強いですね。アクセスがいいし、劇場も多い。

 

ちなみに上に載ってる劇場だけで比較するとキャパはそれぞれこんな感じです。

 

 

【表3-2】

 

新宿バティオス 100
シアターブラッツ 140
新宿シアターモリエール 186
シアターサンモール 294
新宿明治安田生命ホール 342
ルミネtheよしもと 458

 

ルミネは吉本の持ち小屋ですが、一応・・・。ルミネで単独ライブをやるとなると、人気者だと全然足りない、売れていないと微妙に埋められないという風になるので、難しいキャパですね。

 

 

 

ここからはただの思い出話。

 

ザ・ギースとトップリードの単独ライブを1日違いで見たのですが、どちらもコントごとの転換が舞台上での生着替えだったので、シュールとはこういうことなのかと思った。ギースは薄暗い中黙々と、トップリードは明るい中おしゃべりをしながらと、同じ生着替えながら対照的ではありました。トップリードの解散は今でも悲しいですね。

 

目当てのところにサラッと書いてある「すいているのに相席」と「円山スクランブルエッグス」はユニットコントライブです。1月の「すいているのに相席3.5」なんかは、まだ状況をあまり呑み込めていないまま見たなぁ。

 

 

 

色々思い出があったはずだけど、もう全然思い出せない。

 

なので、今回はこのあたりで・・・。

 

 

2015年版も気力があったらまとめます。よろしく自分。

 

 

 

 

 

秋が終われば私もいない。

 

昨日行った、『ラブレターズコントライブ「秋が終われば私もいない」』のメモなど。

 

ハロウィーンでにぎわう渋谷の街を人並みかき分け行った甲斐のある、充実したコントライブでした。

 

年だけをただ取ってきたため、記憶力が著しく減ってきているので、コントの順番すらあやふやであることをお許しください。

 

いずれYouTubeの公式チャンネルに上がるかもしれないので、大胆なネタバレは避けます。だからすごく短いんですけど、ご容赦願います。あくまで個人的なメモです。

 

 

コントの名前はテキトーです。ラブレターズのコントタイトルは特徴的で面白いなぁと思います。いつも溜口さんがつけてらっしゃるとか。ネタ作りは塚本さん、タイトル付けは溜口さんの分業制だったと思います。「秋が終われば私もいない」も何とも言えない気持ち悪さがあって良い。

 

 

舞台上には、60分ライブのように、溜口さんのご自宅から持ってきたムロツヨシ氏のお下がり(だったかな?)のテレビが真ん中に。いつも通りストップウォッチを表示させて、ライブスタート。しかし、60分ライブとは異なり、1本コントを披露した後のオープニングトークで抽選箱を使い、ライブの時間を決めていました。溜口さんが引いた時間は「70分」。そして、70分0秒~70分59秒で終われなければ、自腹で来場客に年賀状を書くことに。塚本さんが深夜に決めた罰ゲームとのことでした。コストを計算して「1万円!」と嘆く溜口さんが面白かった。

 

そもそもの話、「60分ライブをやるならきっちり60分で終わらせなさい」と指令を出したらしいASH&Dコーポレーションの社長さんはすごいですよね。いくら小さな事務所とは言っても、ちゃんと若手を見に来ているのが優しいなぁ。

 

 

 

  • そば屋

タメ・クルーズ。前日に髪を切ったせいでいつもよりトム・クルーズ成分が少な目でした。舞監さんに「おまえ、サングラスだけじゃねえか!」と言われたとか。音声使うから外ライブではやりづらそうです。溜口さんの英語がテキトーすぎて、そこが逆に面白かったです。

 

 

  • 大型犬

変態と変態が出会った結果、片方が普通の人(ツッコミ)になってしまうパターンのコント。コントを見るときに、同じ服を着ていても小道具が違ければ別人と認識する、お笑いファンに向けたパートが最初の笑いのとっかかりだから、勘の鈍い人にはわかりにくいかもしれないと思った。ご老人とか。溜口さんの変な人役は笑えるときと恐ろしいときがあります。あの犬どこかで見たなぁと思ったら、「スプリットボーイ&ストライクガール」の景品だった。

 

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茶店で仕事の面接をする男女のコント。何の面接なのか、その職業を明言しない思わせぶりなフリのシーンがいくらでも見ていられると思うのは、ラブレターズが二人とも役者として上手だからなんだろう。溜口さんは言わずもがな、塚本さんも細かい仕草まで徹底していて、バラシが来るまでの間中、ひたすら感嘆してしまった。そのバラシの後の展開もきちんと面白かった。ただオチまでの畳み掛けは弱く、最後の塚本さんの脱ぎ(そういう意味ではなく)は必要だったのか疑問。喫茶店の外側の世界は無くてもいいのになぁと感じた。あったとしても、だらだらと台詞をキャッチボールするよりは、1本目「そば屋」のようにズバッと一言で落とすのもアリなのでは。そうそう、溜口さんのような飲み方をしていた人、自分の周りでは一人もいませんでした。

 

 

 

  • 机上旅行部

廃部寸前の机上旅行部。その部活紹介に新入生がやってくるというネタ。こういう、陰の方向で話の通じない人が出てくるコントを見ると、どうしてもラーメンズの「器用で不器用な男と不器用で器用な男の話」が頭をかすめる。ちなみに2本目「大型犬」では陽の方向で話の通じない人が出てきていましたが。そんなに珍しい設定でもない(話の通じない人が出てくる設定)けど、ラーメンズっぽさを感じてしまったのはやっぱりその演技力の高さだと思うんだよなぁ。この二人が仲良くなれたとしたら、ラーメンズのコントのような掛け合いになりそう。まぁその雰囲気を感じつつも笑えたのは、ワードセンスとテンポの良さがあったからかな。オチは少し唐突に感じたけど、面白かったです。

 

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  • 小林くん

親子と小林くんのお話。席の並びも相まって、鬼ヶ島の「大好きなお母さん」をチラッと思い出した。ラブレターズだと「Stuffed Toy Story」を思わせるような設定。全然違うんですけどね。このコンビはどちらも親と子をやれるのがいいですよね。同じ事務所のザ・ギースあたりだとそれが難しそうなので。「疲れた」という台詞の転じ方が良かったと思いました。

 

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  • マジック

最後の1本はいい話。付き合って5周年のマジシャンと彼女が登場するネタです。マジックを扱うネタって、ネタとしての面白さよりもマジックのすごさが勝ったりすることがあるんですが、これはそうはなりませんでした。何より、いい話ですし。幕間映像で塚本さんの変なダンス(「いい波乗ってんね~」という曲に合わせて)を見ていたので、相対的にこのコントでのフォーマルな格好がやけにかっこよく見えた。このコントの後、塚本さんが行う口から物を出すマジックに対して、溜口さんが「気持ち悪い!」と軽く怒っていました。私は潔癖症ではありませんが、口から出てきたものを持たされるのは、すごく嫌です。

 

 

 

内容がほとんどない。何か思い出したら追記していきます。

 

ところで、このライブは結局70分に1分30秒ほど足らず、ラブレターズから来場者に自腹で年賀状を出すことになったのですが。個人的に、こういうのは嬉しさ半分、申し訳なさ半分だなぁと思います。「年賀状をもらえる」のは嬉しいのですが、「自腹を切らせる」申し訳なさがどうしてもあります。面白いライブだから見に行っているのもありますが、当然そこに出ている芸人はこちらからすると応援している相手なので、なるべく儲かっていて欲しいというか、芸事で食えていて欲しいというか・・・。せめて、往復はがきを送ってそこに年始の挨拶を書いていただいて、金銭の負担なく、字を書くこととポストに投函してもらうことだけやってもらうみたいな。何ならグッズとして年賀状を売ってくれたって、買う人は買うんじゃないですかね。そこが少しひっかかりました。

 

でもまぁコントは6本とも面白かったし、ラジオの仕事も始まるので、これからも頑張って欲しいです。

 

 

ラブレターズYouTube公式チャンネルはこちらです。

 

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個人的には、さらば青春の光無き後、キングオブコントを獲れるのはラブレターズしかいない!と思っています。わかんないけど・・・。

 

 

 

2017年のお笑いライブまとめ。

 

 

どうも、初めまして。何となくの思いつきでブログを始めてみました。

 

私の自己紹介をすると、東京在住で、趣味はお笑いライブに行くこと、と胸を張って言えないレベルのお笑いファンです。

 

とりあえず、何か思ったことを書き留める場所として使っていこうと思っています。

 

 

 

そして今回の本題は、昨年の自分のライブ事情についてです。

 

2017年に自分がお笑いライブのチケット代にいくら使ったのかをまとめてみました。

 

どーん。

 

【表1】

 

  公演名 日付 料金
1 しずるワンマンライブ「SHIZZLE IN JAPAN FES. 2017」 2/3 3,900
2 かもめんたる第18回単独ライブ「ノーアラームの眠り」 2/4 3,300
3 ラバーガール大喜利クラブ 2/21 2,000
4 さらば青春の光 単独「会心の一撃 4/26 4,300
5 すいているのに相席5 5/6 3,500
6 バカリズムライブ「ぎ」 5/12 5,000
7 ラブレターズ60分ライブ4「はい、愛」in渋谷コントセンター 5/21 2,000
8 第19回東京03単独公演「自己泥酔」 5/26 6,000
9 THE GEESE 第12回単独ライブ「Private Yellow」 5/30 3,500
10 うしろシティ第8回単独ライブ「とはいえ外はサンダー」 6/10 3,300
11 シティボーイズ「仕事の前にシンナーを吸うな、」 6/13 4,000
12 ライス単独ライブ「ブラン」 7/8 5,000
13 しずる単独ライブ「Scorpion Slash」 7/15 4,000
14 さらば青春の光 企画「まっさら」 8/18 2,500
15 アキナの漫才単独inルミネ 10/31 2,800
16 エレキコミック第27回発表会「LEMON LIME 100%GIRL」 11/2 4,600
17 有楽町漫才選集 12/16 4,500
18 LOVE LETTERZ MADE10「SWEET da PARTY」 12/17 3,500

 

手元に残っている記録やスケジュール帳を元にまとめているので、漏れがあるかもしれませんが、だいたいこんな感じです。

 

純粋なチケット代の合計金額は67,700円でした。まぁここに、先行手数料やら発券手数料が上乗せされているんですが。

 

シティボーイズは演劇なのではないかと少し思いましたが、ゲストにライスを呼んでいるので、コントライブという認識にしました。表をご覧の通り、漫才よりコント派の人間です。

 

 

 

次は、チケット代上位ライブのランキングです。

 

【表2】

 

1 第19回東京03単独公演「自己泥酔」 6,000
2 バカリズムライブ「ぎ」 5,000
2 ライス単独ライブ「ブラン」 5,000
3 エレキコミック第27回発表会「LEMON LIME 100%GIRL」 4,600
4 有楽町漫才選集 4,500
5 さらば青春の光 単独「会心の一撃 4,300
6 シティボーイズ「仕事の前にシンナーを吸うな、」 4,000

 

栄えあるチケット料金第1位は東京03の単独ライブでした。まぁ何十人ものスタッフを食わせてるんだろうし、セットも幕間もグッズも非常に凝ってますしね。それだけの価値がある単独ライブなんだと思います。

 

第2位のバカリズムは、よくあの忙しさで単独ライブを続けてくれているなぁと思うほどなので・・・。しかも、コントの面白さはそのままだからすごい。東京03ですら頭打ちだなって思うのに、本当に彼は天才です。

 

同率2位のライスは、前年のキングオブコント優勝、数年ぶりの単独ライブ、持ち小屋のあるよしもとなのに外部の劇場というのが合わさって、このチケット料金だったのかもしれません。ご祝儀。優勝したのに、回によって役割を入れ替えたり、日替わりコントをしたりと精力的だった印象。

 

ちなみに東京03バカリズムですが、今年の単独ライブではそれぞれチケット代が上がっていました。(東京03は6,000円→6,500円、バカリズムは5,000円→6,000円)正直なところ、8,500円までならこれまで通り即日完売すると思います。この2組は、客層が老若男女なので。テレビスターってこういうことなんでしょうか。

 

 

そして3つ目の表がこちら。

 

【表3】

 

  目当て 会場 最寄駅 キャパ
1 しずる ルミネtheよしもと 新宿 458
2 かもめんたる 新宿シアターモリエール 新宿 186
3 ラバーガール 新宿ロフトプラスワン 新宿 150
4 さらば青春の光 あうるすぽっと 池袋 301
5 すいているのに相席 野方区民ホール 野方 248
6 バカリズム 草月ホール 青山一丁目 530
7 ラブレターズ ユーロライブ 渋谷 178
8 東京03 草月ホール 青山一丁目 530
9 ザ・ギース 小劇場B1 下北沢 135
10 うしろシティ シアターサンモール 新宿三丁目 294
11 シティボーイズ よみうり大手町ホール 大手町 501
12 ライス CBGKシブゲキ!! 渋谷 242
13 しずる キンケロシアター 中目黒 133
14 さらば青春の光 ユーロライブ 渋谷 178
15 アキナ ルミネtheよしもと 新宿 458
16 エレキコミック 本多劇場 下北沢 386
17 漫才師たち 国際フォーラムホールC 有楽町 1,502
18 ラブレターズ 大和田 伝承ホール 渋谷 345

 

17の「有楽町漫才選集」の漫才師たちは、中川家タカアンドトシ、千鳥、トレンディエンジェルテンダラーパンクブーブー、ナイツとのことです。すごく豪華な寄席ですね。千鳥がイカ二貫のネタだったことと、ナイツがテレサ・テンを歌っていたこと以外、ほとんど覚えてないけど・・・。

 

劇場がある場所ってきっと集中してるんでしょうけど、18回という少ないライブ数でも新宿・渋谷エリアが強いのがわかりますね。本来のお笑いドスケベの方々ですと、ここに下北沢がもう少し加わるのかなと思います。

 

東京国際フォーラムのホールCが圧倒的なキャパシティですが、その下のよみうり大手町ホールと草月ホールがあまり変わらないというのが意外でした。大手町ホールはザ・劇場という雰囲気で客席が縦に長いシンプルなつくりですが、草月ホールは客席が舞台に対して少し円形気味に配置されていますよね。きっと名前があるんでしょうが存じ上げず。

 

反対に、キャパシティが最も小さいのは、しずるが単独ライブを行ったキンケロシアターでした。あの劇場は素晴らしい!どの座席からも見やすいですし、椅子がふっかふかで身体への負担が少なく、心地いいです。欠点を探すなら、初めての来訪だとわかりにくいところにあるぐらいですね。100人程度のキャパの劇場を探している方々は、皆さんあそこを検討してみるべきです。

 

その次が、ザ・ギースが単独ライブを行った下北沢の小劇場B1。舞台に対して客席が二面あるタイプの劇場ですね。狭かったなぁ。狭いからこそ、こまごまとした演出のあるコントもきちんと見られるんでしょうね。マジックを使ったネタとか、広いと伝わりきらないだろうし。

 

 

ところで、表に戻ってよく見ると、よしもと主催のライブが5つしかない。

 

ほぼ単独ライブですし、これと決まった目的がないとあまり腰を上げないタイプのにわかファンですね。しかし、よしもとの単独ライブは単独ライブという名称なのにゲストを呼んで企画をやったりするので、他事務所のそれとはまた違うような気もしますが。

 

記憶のある中で一番面白かったのは、年末のラブレターズ単独ライブ『LOVE LETTERZ MADE10「SWEET da PARTY」』かな。一番最近だからかもしれないです。

 

 

特にまとまりとかないけど、自分の2017年はこんな感じでした。

 

今年はどうなることやら・・・。